網膜細動脈瘤

 

岡山市北区の眼科 きたばたけ眼科医院です。

 

光を感じる膜(網膜)は眼球の後ろ側の内側に内張りされています。

この網膜の動脈に、動脈硬化性変化から発症する網膜細動脈瘤があります。

視神経(網膜動脈の起始部)から分岐が3つ目までに好発します。通常片眼性で、両眼に発症する方は1割です。

患者様の持つ背景に高い高血圧や高脂血症、心疾患、脳血管疾患などのある60歳以上の方があります。

症状は、未破裂のものにはありません。破裂すると突然おこる視力障害、中心部の視野欠損などがあります。

診断は、散瞳検査を行って、直接動脈瘤や出血(網膜下出血、硝子体内出血)を確認することと、光干渉断層計(OCT)で網膜の浮腫を計測することです。

治療は未破裂の場合は基本的に経過観察のみです。

破裂後も出血が少なく自然吸収される場合には経過観察です。

出血が多く、黄斑部(網膜の中心部)に掛かっているときにはレーザー凝固を行います。

硝子体出血がひかない場合や網膜下出血が多い場合には、手術で硝子体の切除と網膜下出血の除去を行います。

患者様背景の通り、基礎疾患がこの病気の原因ですから、血圧のコントロールを行わないと再発や悪化となります。

 


未破裂の状態

破裂直後

硝子体手術後

 

きたばたけ眼科医院岡山市北区白内障緑内障小児眼科

きたばたけ眼科医院では、美容医療医療脱毛レーザーフェイシャル)を行なっております。

お問い合わせ

お気軽にご相談ください

TEL 086-237-8838

〒071-1352 岡山市北区小山38-5

お問い合わせ

お問い合わせ

ゴールデンウィークの診療予定

休診日は4月26日(金曜日)から5月7日(火曜日)までです。
外せない私用のため、今回は長めのお休みを頂きます。

悪しからず御了承下さい。

ライトアップinグリーン運動に参加します

3月10日から16日は世界緑内障週間です。
当院も期間中、施設をグリーンにライトアップする
啓蒙活動に参加します。

緑内障は現在我が国の失明原因の第一位の疾患です。
光を脳に伝える視神経の神経線維が減ってくることが
原因で起こりますが、自覚症状がないままにじわじわ
と進行するタイプがほとんどです。

早期発見早期治療がとても大事な病気ですので、
40歳を過ぎたら、検診を受けて下さい。

4 / 512345